エンジニアが独立してフリーランスを始めたいと考えた際には、どのような手続きが必要なのかが知りたいと思うでしょう。
会社で働くエンジニアがフリーランスを始めるために必要な手続きは、2つだけです。
今勤務している会社を退職することと、個人事業主としての開業届を税務署に提出することを済ませれば独立できます。
退職するには上司に退職願を提出して、引継ぎを進めていくのが基本です。
ただ、IT業界ではエンジニアが不足しがちなので、退職しようとしても引き留められてしまうことがよくあります。
この際には交渉が必要ですが、難航しそうなときには退職代行を利用するのも良いでしょう。
代行サービスを利用すると、交渉を第三者の立場で進めてくれるのでスムーズに退職できるケースが多いです。
多少の費用はかかりますが、独立してフリーランスエンジニアになりたいと思ったときに頼れる存在と言えるでしょう。
退職を済ませたら個人事業主の開業届を税務署に提出しますが、手続きは簡単で、書類に記入して提出するだけです。
記入項目としては、事業内容に加えて事業所の住所の記載が求められます。
自宅を事業所の住所とすることもできますが、賃貸住宅の場合には事業所として認められていない場合もあるので注意が必要です。
賃貸オフィスを借りるよりも安上がりな方法としては、バーチャルオフィスを使う手段もあります。
月数千円で借りられて住所登録ができるため、よく利用されているサービスです。